【飯田グループホールディングス】について
新築の建売物件をお探しの方なら、殆どの方は【飯田グループHD】という会社名を聞いたことがあるかと思います。今回はそんな【飯田グループHD】がどんな会社なのか、お伝えしたいと思います!
飯田グループHDは2013年11月に6社の上場住宅会社(アーネストワン・アイディホーム・飯田産業・タクトホーム・東栄住宅・一建設)が経営統合し、その共同持ち株会社として発足しました。
「戸建分譲日本一」を誇るパワービルダーであり、販売数はグループ6社合わせて年間4万戸を超え、全国シェアは約31%です。浜松市でも、飯田産業を除いた5社が営業所を構えて戸建分譲を行っており、販売数は市内でも1位です。大量生産で建築費を削減し、コストパフォーマンスが高い新築を分譲しています。
飯田グループHDは「誰もがあたり前に家を買える、そんな社会にしたい」と、スローガンを掲げており、6社はいずれも「土地付き木造2階建て」「床面積100㎡前後」の「1000万円台後半~3000万円台前半」の低価格帯住宅を大量に供給しています。
まず、グループ会社6社の住宅に共通する造りについてです。
構造:木造2階建て 延床面積:100㎡前後 間取り:3LDK~4SLDKが多い
販売価格:1000万円台後半~3000万円台前半
外壁材:サイディング(14mm厚 東栄住宅は玄関周りのみ16mm厚)
フローリング材:ノンワックスタイプの12mm厚フローリングが多い
剛床工法(24mm構造用合板)
※根太と呼ばれる床材を支えるために渡す角材を使用せず、下地の合板を厚くし、梁に直接留め付ける床組の方法のことです。
住宅性能評価(設計・建設)取得。殆どの物件で【耐震等級3】
住宅性能評価についてはこちらの記事をご覧ください!
※近日公開予定
グループ会社6社の住宅でも、特徴的な違いがあります。
1.工法・構造用面材の違い
アイディホーム・アーネストワン・一建設 の3社は、木造在来工法に構造用面材として【ダイライト】を使用しています。ダイライトは地震の時に全体に力が分散される耐力面材であり、水平方向の力に強く、壊れにくいという特徴があります。準不燃材料として認定されているため、火災にも強いです。
タクトホーム・飯田産業の2社は、I.D.S工法(木造軸組工法-パネル工法)を採用しています。木造軸組工法の設計自由度と構造用合板パネル工法の耐震性の高さを併せ持った工法です。外壁、1・2階床組み、屋根を構造用合板で一体化させ、高い耐震性を実現しています。断熱材はグラスウールではなく、ポリスチレンフォームを使用しています。
東栄住宅の1社は、木造在来工法に構造用面材として【パーティクルボード】を使用しています。耐震性に優れた構造用面材ですが、ダイライトとは異なり、不燃材料としての認定は受けていません。
2.最長保証期間と点検時期の違い
「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に定められた、新築住宅の10年間保証が付いていることと、保証期間の延長を希望され、有料メンテナンスを実施することで保証期間を延長することが出来ることは共通しています。ですが、延長後の最長保証期間と点検時期には違いがあります。
アーネストワン…最長30年保証(点検:6か月、2年、5年、10年)保証継承なし
アイディホーム…最長30年保証(点検:6か月、2年、5年、10年)保証継承あり
飯田産業…最長30年保証(点検:2年、5年、10年)保証継承あり
タクトホーム…最長35年保証(点検:6か月、2年、5年、10年)保証継承あり
東栄住宅…最長30年保証(点検:3か月、2年、5年、10年)保証継承あり
一建設…最長35年保証(点検:6か月、2年、5年、10年)保証継承あり
※保証継承とは、将来的に物件を売却などをした場合に、保証内容を購入者様へと引き継ぐことを言います。保証期間内に売却する可能性がある場合、保証継承ありの方が安心です。
そのほかにも、例えば、東栄住宅のみ「長期優良住宅」の取得をしていたり、アーネストワンのみ「制震装置」を採用していたり。様々な違いがあります。
詳細な各会社による違いについては、下記ブログをご覧ください!
浜松市で戸建て分譲を行っている5社についてご説明します。
アーネストワン
※近日公開予定

★その他、人気のブログ記事はこちら!